普天間飛行場

2008年3月26日(水)

普天間飛行場 平和ガイド 午後は、「世界で最も危険な軍事基地」があるといわれる宜野湾市を訪問しました。
市職員の話では、①住宅地低空の飛行は、一日二〇〇回以上と数年前の1.5倍となり、時には三〇〇回を越える事もある。市は、基地被害一一〇番を二四時間設置して市民から寄せられる切実な声に対応し、何時何分、何地区の住宅地低空を飛行したと、司令部に抗議を行っている。②ベトナム戦争当時などに使用された四〇年前の古いヘリで、住宅地を低空飛行している。二〇〇四年八月、基地横の沖縄国際大学に墜落し、心配していたことが現実となった。③普天間飛行場があるために人命救助に関わる事があっても迂回しなければならないため、市は消防署を三つの地区に設置している。下水道整備も基地内を通すことが出来ずポンプアップ等の対策をするなど、行政サービスと市の発展の上から一日も速い返還をめざし、市長を先頭に取組んでいるとのことでした。基地が見渡せる市役所屋上で基地渉外課職員からの説明に、市民の基地移転に対する強い思いを痛感し、第二日目の宿泊地、渡嘉敷島へ向かいました。